篳篥の特徴(音程の変わりやすさ)について

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エルモア

雅楽演奏の技術向上のため、リード調整など手探りでやっていこうと思っています。

篳篥は音程を取るのが難しいといわれています。今日はそのあたりのことを書きます。

 

平調(430ヘルツのE)の指使いのまま、吹き方だけを変えて音程が上下する様子を録音しました。

 

このように同じ指使いでも、出る音程にはかなり幅があるため、音感がいいとより演奏しやすいのは間違いないですが、少なくとも私はそこまで音感がいいわけではないです。

 

それでも事前にチューナー等を使うなりして音合わせをしておけば、合奏で音を大きく外すことは少ないと思います。

ただし、図紙を巻き足したり、切って短くするのは少し時間がかかるので、練習に行く前に家で調整しておく必要があります。

 

ちなみにここでの「吹き方を変える」とは、具体的には口と管との距離を変えるということです。

距離を近づければ音が上がり、距離を遠ざければ音が下がります。距離を変える方法は管を前後に動かすとか、唇の動きで口を前後に動かすとかありますが、やり方は人によって異なると思います。

 

幸いにも安価で買える樹脂製の管は、ほぼ同じ吹き方のまま指使いを変えるだけで正しい音程が出やすいので、調整は比較的簡単です。これが本管になるとクセの強いものもあり、一筋縄ではいかなかったりします(-_-;)

 

以上のような篳篥の特徴を活かした「塩梅」という奏法があり、次はそれについて記事にできればと思っています。

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