油を塗っていたリードの経過について

author
エルモア

雅楽演奏の技術向上のため、リード調整など手探りでやっていこうと思っています。

以前、薄いリードで音が安定しなくなったものに油を塗ってみると書いたことがありました。

 

それから油塗りを継続していたのですが、そろそろ違いが出たか確認するために音出しをしてみました。

 

ある程度大きな負荷をかけないと分からないと思い、いつも吹いてみて苦しくなる五常楽急という雅楽の曲(4行)を3回繰り返してみました。

 

 

音ブレはどうなったかといえば、あまり改善していない気がしました。

 

何より吹く力(口周りの筋肉)が弱いことが、音がブレたり吹き終わりに音が上がってしまう原因になっているようです。疲労による唇の震えが音に影響していたり、吹き終わりに息を弱くするとき唇の力も抜けてしまったり・・・。

 

いやー、とても大変でした。でももっと長時間吹き続ける機会もあるので、何とかしなくてはと思います(;^ω^)

 

覚える練習も兼ねて譜面を見ておらず、色々と間違ってしまいました。

3行目が間違ったことに気付いてやり直してます。そしてやり直した行も他の部分を間違えました(笑)その他多数・・・。

 

あと同じ吹き方だと唇が持たないため、途中で吹き方を変えたりしていて、それが音のコントロールを余計難しくしていました。吹き方は人によって様々あって、これはまた別の記事で書ければと思います。

 

やっぱり日頃から吹き込んで、吹く力(筋力)を鍛えるしかないのかなーと思いました。

関連記事

篳篥で開けてはいけない穴について

使えるセメ、使えないセメについて

楽器ごとのコストについて(雅楽を始める人向け)

セメを作る(その2)

久々に練習に行ってきました

篳篥の特徴(音程の変わりやすさ)について