ガラス作品の制作過程    ≪フレーム3≫

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KANDA

ガラス作品の制作をやっています。制作過程などの紹介や情報など掲載していきます。

こんにちは。ガラス作家の神田です。

今回も、フレーム作品を制作します。自作のキャラクターを使います。写真=左『bionic』右『UMA』がタイトルです。

写真には無いですがもう1作品あります。

【設定】

『UMA』未確認生物。だけど普通に暮らしています。

『bionic』マッドサイエンティストが作った機械生命体。ニセモノ?テキ?!

このキャラクター(UMA)を使ったガラス作品も複数あります。

以前に考えたキャラクターで、人が気に留めないで普通に暮らしている設定です。頭に何か(気に入ったもの)乗せているのが特徴。

では、作品制作工程に入ります。

下描きを描きます。(デザイン画)

出ましたね。飛行士です。サイズ15×15㎝です。

写真右の2つは、サイズ 10×10cmです。それぞれ額縁に入れます。

デザイン画を元に粘土原型です。

アップ。細かくなったので型取りが心配。

制作しているうちに下絵と違ってきました。立体的に作っていると、このパーツ細かすぎて出来ない!           出来る範囲でパーツ考えて作ってみました。(機械ポイかな?)

平行してフレームにする、ガラス板を作ります。(背景)

ガラス粒に色パウダーを混ぜて、離型紙に書いた正方形の形にします。

出来上がったら電気炉で焼成します。写真見えにくいですが、3 枚あります。

段差になっています。うまく熱が伝わる?回るか心配ですが・・・。(初かも!?)写真、下からオレンジ、レモンイエロー、青緑です。上手くガラス板になるのか?

型を作る為にワクを作ります。(ダンボールでワク作り)

耐火石膏で型を作るので、原型が離れやすいように離型剤を塗って耐火石膏を流します。

耐火石膏を流し込んで固めます。

ガラス板を額縁に入れるので、加工で削ります。青い線の印まで削ります。

削った後、カラスパウダーを振るい表面の見え方を工夫します。パウダーが掛からないように型を作りました。

電気炉で焼成しました。分かりにくいですが表面に工夫出来ました。

こんな感じです。

型も粘土原型を取り出し洗浄しました。

型にガラスパウダーを詰めました。電気炉で焼成します。

焼成しましたが、ガラスの量が少ないのか・・・型に空きがありなす。

ガラス板に乗せてみても足りないのが分かります・・・失敗!?

顎の辺が足りないのが分かる。

粘土原型から作り直しました。前より少し変わっている所も。。。

再び耐火石膏を流し込み固めます。

粘土原型を取り出し、型を洗浄します。

ガラスを詰め電気炉で焼成しました。取り出して加工に入ります。

今回は、ガラスきっちり入っています!

接着面を平らにする為にともずりをします。砂の番手で回して削っていきます。

全体的な感じです。良しでしょう。バリをリューターで取って表面を磨きます。カラス板に乗せています。

リューター作業が終わって、エナメル絵付けに入りました。

エナメル絵付けが終わったので電気炉で焼き付けます。

焼き付け後です。テカってますね。

ガラス板と接着して、サインをリューターでして額装します。

『飛行士』

背景は、光の反射を抑えて人物を見やすくしました。少し足りてない部分見えますが

服の造形と色の塗り分けが難しかったです。

『bionic』

エナメル絵付けの焼き付け前と後で、色がうまく出なかった。

塗るのがとにかく難しかった。細かすぎと塗る場所が届かないので荒くなった。リンゴは、つやが出でそれらしくなった。

『UMA』

基本?の形(キャラクター)なので表現出来たと思う。

3 作品に共通して背景のガラスの粒々が原型の形に添っていなかった。光の具合で目に付く。写真上 下の 2 つは目立っていないのに。

今回の完成作品。

最初のイメージ図からほぼ同じ感じで仕上がったと思う。

もう少しこうすれば良くなるな~とかありますが、次回に活かせればと思います。次回作もイメージ出来ています。

また、紹介出来ればと思います。よろしくお願いします。

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