この連載は、僕の作った、またはプロデュース役をした過去の映像作品などを例に出し、それが実際のところ、どのように作られていったのかを、制作意図も交えつつ、おもに制作ソフトウェアのスクリーンショットでの図解などを用いて解説していく読み物です。
一口に作品を仕上げたい、さらにはアワード等で賞をとってみたいなどとは思っても、そもそもどう企画していいかわからない上に、技術的にもどう作っていけばいいのかさっぱりわからない。そういう状況がほとんどだと思います。
「そういう手も足も出ない状況を打破する一種の手助け」として本連載は企画されました。実際に結果を出した作品の成り立ちを技術的に知ることで、あなたがご自身の作品を作り出すための手がかりになるかもしれません。
今回はあいさつのみでしたが、初回にあたる次回は、現在NSDCで公開されたばかりの動画「【富山市ガラス美術館】展覧会を開催しました」がどのように作られていったのかを解説していきます。