富山市ガラス美術館展覧会設営PVを解体新書する 〜非情なる修正指示、弱小プロの意地〜

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ツヨシ

ある有名な家系に生まれるものの、一家離散を契機にアート制作に没頭。 受賞歴ありの障がい者アーティスト。

4回目の今回は、前回仕入れたアフターエフェクツのテンプレートを改造して試作1号機を作ります。

まずは、実際の試作1号機動画のスクリーンショットを4枚ほどご紹介いたします。

 

え…?YouTubeに載ってるやつと全然違うやん。テロップも英語だし、っていうか写真も違うしエンディングも全然違う。はい。そうなんです。ここからが今回の講座のキモとなる部分でして、ゆえに声を大にして言います。

 

作っていきなり成功すると思うな!少しでもプロたるもの、
試作品をお客様に見せて、修正を重ねて、
お客様が「うん、いいですね!」とおっしゃった
その時が納品物の完成、ゴールだと心得よ!!

 

そうです。自分の好きなように作るのが「アート」。
相手の思うようなものを作るのが「デザイン」。
アートはアートでいろいろ大変なのですが、デザインは相手が納得して初めて完成です。例えば、試作を作って、自分では最高の出来だと思っていても、お客様からクソミソに言われて絶賛凹む、じつによくある話です。そこでまったく凹まないで瞬時に頭を切り替え、「ですよねー。ではそのイメージで作り直してみますね。」と改良に即座に打ち込めるのがたぶん、プロです。

 

今回の仕事のクライアントは「日本社会福祉デザインセンター株式会社 社長」。しがない、いち従業員にすぎない僕としては、どっと汗が噴き出る重鎮です。

 

社長に試作1号を見せたときの反応がこうでした。
「うんいいね、ゆったりしてて。基本的にはこれでいい。文字を日本語の水色にしたいな。あと、”福祉で僕らはこうするんです”っていうストーリー、流れにそったテロップを組み立ててよ。どうも英語じゃわかんないから。で、最後のシーンは21世紀美術館の展覧会の予告にしよう。つづく。みたいな感じで。」

 

「わかりました。すぐに修正します!(汗まみれ

 

はい。やはり来ました大幅な修正。ここで心が折れては弱小プロの名折れ。せっかく作った試作のことは忘れて、急ぎ修正に取り組みます。

 

そんなこんなで、かなり難しく思える、このプロジェクトのキモ「社長の注文通りに修正していく」作業にて、実際どのようにテクニックを駆使してツヨシは期待に応えていくのか。次回も見逃せないブログ更新となります。お楽しみに。

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