21世紀美術館展覧会-映像ディビジョンからの予告状-

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ツヨシ

ある有名な家系に生まれるものの、一家離散を契機にアート制作に没頭。 受賞歴ありの障がい者アーティスト。

[(実際の)映像編集中のようす]

 

来たる11月1日〜6日、21世紀美術館での我が社の展覧会における事実上のメイン展示である「7mかける4mの巨大スクリーン」にて上映される中身の映像制作を担当することになった僕は、過去1年間ほど準備を進めてきました。その間に、ブログマガジンなどがほったらかしになってしまっていた事をお詫びいたします。

 

前振りというか予告をしようと思って、今回は筆をとりました。

 

社長が掲げたテーマは「死生観」「人生のカラー」「他者が認識する自己、新たなアイデンティティ」といったものでした。

 

また今回の展覧会は、学校などからの多数の応募作品とNSDC作品の融合によって、障害福祉を次のステージへといざなう壮大な計画であり、打ち鳴らされる「始まりの鐘」でもあります。

 

その難解なテーマに対しての僕なりの解答が、「(ハイレベルな意味での)ラブストーリー」でした。

 

以下、問題ない範囲内での若干のネタバレになりますが、プロジェクター映像の中で使用されるメインの音楽は大きく分けて3曲。いずれもロイヤリティーフリーの、それぞれのタイトルは

 

「Gone」(あなたは)行ってしまった

「By Your Side」(あなたの)そばにいます

「Find You」(あなたを)見つけたい

 

です。はっきり言って、およそ10分をかけて口説いています。。

僕(ら)の作家生命をかけて挑む渾身の表現を見届けてほしいですね。

最後の「見つけたい」には映像的に心揺さぶる仕掛けも用意していますので。お楽しみに。

 

 

ブログマガジンの愛すべき読者様へ。

またとないこの機会に、ぜひご来場ください。

新しいアイデンティティを獲得しようとする実験的試み。

あなた様の来場を、心よりお待ちしております。

NSDC映像ディビジョン TSUYOSHI NAKAMURAより

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