最近鉦鼓の練習をさせてもらったので、今回は鉦鼓について書いてみようと思います。
打物は雅楽独特のリズムをつかむのが難しいので、曲をある程度知っている人の方がやりやすいと思います。実際に笙、篳篥、龍笛を経験してから打物をやることが多いです。
鉦鼓の難しいのは、擦るようにして打つことだと思います。叩かないようにするために、上から下に滑らせる感じで鉦鼓に当てます。
そのため、バチを持つ手に力を入れ過ぎないことが大事です。親指を立てると力が入りやすいので、手の内側に折り込むように教わりました。
実際やってみると、譜面を見たまま打つと当てるポイントが外れてしまいました。音が鳴らなかったり不必要に大きい音が鳴ったりしました(;^ω^)
かといって鉦鼓を見ながら打つと、譜面のどこを演奏しているか見失ってしまいました。
曲を覚えること、打ち方を体で覚えることが必要ですが、そこは単純に練習あるのみですね。