セメ止めを作る

author
エルモア

雅楽演奏の技術向上のため、リード調整など手探りでやっていこうと思っています。

今回は「セメ止め」について投稿します。

セメ止めとは本体を削って作る段差のことをいいます。段差を作ることでその場所でセメを安定させることができます。

どの位置に作るかは特に決まっていませんが、私は大体上から17mm~19mmのあたりに作っています。位置が浅すぎると篳篥の奏法である塩梅(えんばい)がしづらくなる、というのは私の感覚で、そこは個人の吹き方によるところかと思います。奏法については後日書くことにしますね。

さて、ここからは実際にセメ止めを作る作業についてです。セメ止めを作りたい位置に鉛筆で印を付けて、印に沿うように繰り小刀で跡を付けていきます。本体を何回かクルクル回しながら、ズレないようにやります。

次に付けた跡から上側を削っていきます。小刀を使ったり、爪ヤスリを使ったり、ルーターを使ったりしていますが、地味に時間のかかる作業になります。爪ヤスリはこんなのを使っています。

せっせと作業を続けて、見ても分かるぐらいに段差ができてきました。

売っているリードの中には、素材はいいけどセメ止めが付いていないという状態の物もあります。時間を掛けて少しずつ削っていけば誰でもセメ止めは作れますし、自分でできるようになれば購入時に選択の幅が広がりますので、奏者の方はぜひ挑戦されることをお勧めします。

関連記事

帽子について

拉ぎ前準備 和紙を貼る

胴周りの調整で気を付けること(その2)

葦の長さを揃える

拉ぎ ヘソについて

No image

篳篥の奏法「塩梅」について