葦の外皮を削る

author
エルモア

雅楽演奏の技術向上のため、リード調整など手探りでやっていこうと思っています。

葦の外皮を削りました。全長は58mmぐらいが一般的だと思います。昔は55mmが主流だったとどこかで見ました。色々やってみて、短い方が高音が出やすいと感じたことがありましたが、思い込みかもしれません。

素材は厚めで小径のものがよいとする方が多いように思います。厚いと調整に時間はかかりますが失敗しにくく、径が大きいと管に入らないことがあるからだと思います。径が小さければ和紙を多く巻くことで対応できます。

下から16mmの部分から上を削ってなめらかにしました。今回使った葦は割れ(というか空洞というか)があったので次の工程で失敗しそうですが、それも経験だと思って次に進めます。

関連記事

使えるセメ、使えないセメについて

セメで抑えられない開きについて

篳篥の奏法「塩梅」について

展覧会報告

帽子について(その1)

五常楽急を合奏してみました