前回重ね録りをしてみて気になったのは、やはりタイミングが揃わないことでした。
特に揃わなかった部分を切り抜きました。
篳篥の最後の音と龍笛の吹き始めが重なるのが正解です。
文では伝えにくいので、一部を録り直してみました。
篳篥を先に録音して、それに合わせるように龍笛を録音しました。
この作業をしていて、合奏練習で龍笛奏者が「ここを篳篥と揃える」とか話していたのを思い出しました。
雅楽では篳篥が主旋律を担うので、龍笛は篳篥をよく聴きながら演奏する必要があります。実際やってみて、それが大事であることがよく分かりました。
楽器が違うと雅楽の捉え方もだいぶ異なったものになるようです。新しい体験ができるのは楽しいものですね。