前回に引き続き、保護目的ではない帽子の使い方について書きます。
持ち運ぶ時・演奏する時・制作時に分けてご紹介します。
持ち運ぶ時は桐箱に入れているので、帽子による保護は必要ないかと思います。
というか、しまうときに帽子を付けても、どのみち帽子が外れていることが多いです(笑)
演奏時は保護よりもリードの開き具合の影響を考慮しています。リードが開き気味であれば、演奏の間に帽子を付けることがあります。
開きがちょうどいい時は状態を維持したいので、演奏の間に帽子は使いませんし、セメを緩めておくことすらあります。
リード制作の際は、濡らして開きすぎたときに、開きを抑えるために帽子をよく使っています。
特に初めは厚みがあるので、写真のように穴が大きい帽子しか使えません。穴の大きい帽子は調整後の薄いリードでも使えるため、かなり重宝させてもらっています。
私は帽子を制作していません。木材を切断して成形するのが大変なのと、必須でもないと思うからです。ただ実際に使っていますし、他の制作者さんがいてくれるから成り立つことですので感謝しています<(_ _)>
あと、帽子を強く入れすぎるとリード本体を痛めてしまうので、注意が必要です。私はそれでリードをひび割れさせたことがあります(;^ω^)
長くなりすみませんでしたが、これで帽子については大体書けたかなと思います。ありがとうございました。